長期優良住宅の認定を受けると、さまざまなメリットがあります。
長期優良認定制度とは?クリアする基準は?デメリットはあるのか?などさまざまな疑問が出てくるでしょう。
長期優良認定制度とはどういったものか解説します。
マイホーム購入の際に検討したい長期優良住宅認定の家とは?
長期優良住宅とは、長期に渡り安心して快適に住める設備や構造の家のことです。
長期優良住宅として認定されるには基準があり、クリアすることが必要です。
主な基準には次のような項目があります。
●バリアフリー性
●可変性
●耐震性
●省エネルギー性
●居住環境
●維持保全計画
●維持管理・更新の容易性
●劣化対策
●住戸面積
長期優良住宅とは、地震に強く、損傷があってもメンテナンスが可能で安心であること、バリアフリーリフォームを含め、ライフスタイルに対応した間取り変更などができる住宅のことです。
住戸面積が一定以上あり、数世代にわたって居住可能な構造であることも必要です。
さらに、断熱性能を保つなどの省エネルギー設計や、地域の環境に配慮したデザインであるなど、地域の環境保全にも対応していることが求められます。
長期優良住宅認定の家をマイホームにするメリット
長期優良住宅認定の家をマイホームにすると、快適で安心して住めるだけでなく、さまざまな優遇措置があります。
一つは住宅ローン控除です。
条件が適用されれば、控除対象借り入れ限度額の優遇措置により、4000万円が5000万円まで引きあげることが可能で、控除率は1%、最大10年間で500万円の控除が可能です。
固定資産税に関しては、戸建ての場合は5年間、マンションで7年間2分の1減額になります。
また、通常1200万円までの控除である不動産所得税は、1300万円まで控除可能で、さらに通常0.15%の登録免許税が0.1%に優遇されます。
このように税金面における優遇措置があるのも、長期優良住宅のメリットです。
ただし、認定されるには住宅の性能項目をクリアしていなければなりません。
申請から認定までは複雑で容易ではないことがデメリットと言えるでしょう。
初期費用がかかる点も踏まえて、検討することが必要です。
まとめ
長期優良住宅を建てるのは簡単ではなく、初期費用もかかります。
しかし、安心して快適に長く住めるマイホームとなり、税制面における優遇措置もあります。
マイホームの購入は人生において大きな買い物で、人生を左右するものと言っても過言ではありません。
自分たちのライフスタイルや将来のことや資金計画を踏まえ、よく検討してみるとよいでしょう。
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