多くの方が、不動産購入に住宅ローンを組むことになります。
そこで避けて通れないのが、住宅ローンの審査です。
その審査を問題なくパスできるのか、不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産購入を検討している方に向けて、住宅ローン審査の流れや審査の際に基準となるポイントについてご紹介していきます。
不動産購入のための住宅ローン審査は2段階!その流れとは
不動産購入のために住宅ローンを組むには、「事前審査」と「本審査」という2つの審査を受けることになります。
「事前審査」では、融資を受ける人間に支払い能力があるかどうかを確認します。
正式な売買契約締結の前に、職業や収入と購入する不動産のバランスが取れているかを照らし合わせます。
この事前審査を通過すれば、売買契約を結んで本審査を受けるという流れです。
「本審査」では、事前審査でパスした内容を再び厳しく確認し、さらに勤続年数や健康状態、完済予定時の年齢、購入する不動産の担保評価などを審査します。
これらの審査には、事前審査で数日から1週間ほど、本審査には1週間から2週間ほどの時間が必要です。
さらに、審査には源泉徴収票や課税証明書、売買契約書、重要事項説明書、登記簿謄本、印鑑証明書、住民票、運転免許証などの本人確認書類、物件に関するチラシや図面といった資料の提出を求められます。
資料を揃えるためには勤務先、不動産会社、各市区町村の役所などに請求する必要があるため、時間には余裕を持って進めるようにしてくださいね。
住宅ローンの審査基準を理解して無理のない不動産購入プランを考えよう
住宅ローンの審査内容については紹介しましたが、その基準についてもう少し詳しくご説明していきましょう。
まず、ほとんどの金融機関では住宅ローンの「借入時年齢」と「完済時年齢」で制限を設けています。
完済時年齢の条件を「80歳未満」としている金融機関が多く、借入時年齢が高くなるほど借入期間が短くなってしまうので注意してください。
また、収入の「安定性」も重要な審査基準となるため、個人事業主などは審査が厳しくなる傾向にあるといえるでしょう。
さらに、十分な年収があっても、年収に対して借入額が多すぎると審査に通りにくくなります。
借入額とは不動産購入のための金額に限らず、車のローンや奨学金など、そのとき返済中のすべての借入額を合算して判断されるため、注意が必要です。
可能であれば、住宅ローン審査の前に少しでも他の支払いを済ませておくなどの対策をしておきましょう。
まとめ
不動産購入の際に組む住宅ローンでは、大きな金額が動くことになります。
そのため、返済能力をチェックする手段としての審査が厳しくなるのは、当然のことです。
審査に通らなければ、返済プランのどこかに無理があると考えて見直してみましょう。
不動産は人生に関わる大きな買い物なので、じっくりと向き合ってくださいね。
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