不動産を活用して生活資金を得る方法には「リースバック」や「リバースモーゲージ」があります。
どちらも自宅に住み続けながら現金を受け取れますが、それらにはどのような違いが見られるのでしょうか。
今回は、リースバックとリバースモーゲージについて仕組みやメリット・デメリットをご紹介します。
リースバックとリバースモーゲージの仕組みの違い
リースバックとは自宅を売却することで現金を受け取る仕組みですが、売った後も賃貸物件としてその物件に住み続けることが可能です。
金融機関からお金を借りるわけではないため、資金の使い道も生活資金や治療費など自由に設定できます。
一方、リバースモーゲージとは自宅を担保に金融機関からお金を借り入れ、死亡後や契約期間終了後に自宅を売却して一括返済する方法です。
こちらも自宅に住みながらお金を借りられますが、金融機関からの借り入れであるため資金の使い道は制限されます。
融資の受け取り方は、毎月一定額を受け取る方法・一括で受け取る方法・決められた金額内を随時受け取る方法の3タイプあります。
リースバックとリバースモーゲージのメリット・デメリット
リースバックのメリットは、利用できる不動産の幅が広いことです。
条件がそこまで厳しくないため、戸建てやマンションのほか、工場などもサービスを利用できます。
また、リースバックでは所有権を手放すので、固定資産税の支払いがなくなるのも大きなメリットでしょう。
ただ、家賃を支払い続けなければならないため月々の出費はかさみ、トータル的に売却益を超えてしまう場合もあります。
その点、リバースモーゲージはリースバックとは違い、月々の支払いが利息のみです。
シニア向けにつくられた商品で、高齢者であっても気軽に利用できます。
しかし、制約が多く相続人の状況によっては適用されないケースもあるので事前に確認しておきましょう。
「リースバック」と「リバースモーゲージ」どちらが向いている?
両者には仕組みや特徴にさまざまな違いが見られますが、一体どちらが向いているのでしょうか。
「まとまった現金がほしい」「相続問題を避けたい」などの方はリースバックをおすすめします。
リースバックでは所有権が第三者に変わるため、相続の対象外です。
「高齢者住宅へ住み替えをしたい」「年金のように毎月一定額がほしい」などの方はリバースモーゲージが向いているでしょう。
月々支払いは利息だけですので、数万円の融資であれば生活の影響を与えることもありません。
まとめ
リースバックとリバースモーゲージは自宅に住みながら現金を得られますが、その仕組みには大きな違いが見られます。
それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで、ニーズに合わせて自分に向いている商品を利用していきましょう。
株式会社すまいのスプラウトは手稲区や西区を中心に、不動産に関してさまざまなサポートをご提供いたします。
売却や相続に関するご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
/*/////////////触らない///////////////*/?>/*///■アイキャッチ用■///*/?>/*///■タイトル■///*/?>/*///■デフォルト黒文字用■///*/?>/*///■太文字+マーカー■///*/?>/*///■各コンテンツのDIV■///*/?>/*///■テキストリンク■///*/?>/*///■ボタン用■///*/?>